4月14日(日)『平成31年度 島根県西部地震からの復興を考えるシンポジウム』をサンレディー大田で開催しました。
このシンポジウムは、震災から1年経った今、「島根県西部地震から学んだ事、今も続く復興支援の現状から見えてくる課題や被災地だからこそ出来る防災」について参加者が情報や課題、展望を共有することを目的に開催したもので市内外から約200名の参加がありました。
基調講演では、講師の山下さんが災害ボランティアセンター運営等に関わる中での体験事例やそこから見えてきた地域での課題、その課題解決に向けて「わたし」「わたしたち」に出来る事について話されました。
パネルディスカッションでは、各パネリストから次の事をテーマに話していただきました。
市役所:行政組織の対応について
社 協:大田市災害ボランティアセンターの取り組み
地元ボランティア:復興支援に取り組む市民
県外ボランティア:県外の取り組みと現状
最後に、島根県西部地震から学んだ日々の人と人とのつながりや震災後の被災者の生活課題、ボランティアセンターの今後の展望などを各パネリストの観点から話していただきました。
また、特設ブースを作り、大田市災害ボランティアセンターへの支援活動をしてくださった団体名等の掲示、大田市災害ボランティアセンター運営の経過、参加者から大田市へのメッセージなどを展示しました。
今回のシンポジウムは、初めての試みで少しトラブルがありましたが、参加者一同が、これを機に普段から自分が出来ることは何か?万が一震災が起こった時に、何が出来るかなど考える一助となったように思います。
また、これからが真の復旧、復興のスタートであると思っておりますので、今後ともみなさまのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。