9月12日(火)、大田市民センターにて平成29年度移動介助ボランティア養成講座を開催しました。午前中は「視覚障がい者移動介助ボランティア養成」、午後は「車イス移動介助ボランティア養成」の2つの講座を行い、併せて20名の方に受講いただきました。
各講座の講師として、視覚障がい者移動介助ボランティア養成では、当事者の立場から出雲市在住の盲導犬ユーザー川上功氏と支援者の立場から島根県西部視聴覚障害者情報センターよりお二方、車イス移動介助ボランティア養成では、大田市身体障がい者福祉協会よりお二方にお越しいただきました。
講座中では、移動をサポートする上での知識や技術、留意点についての講義と当事者の立場から、普段の生活の様子や生活の中で感じること、サポートを行う上での配慮などについてお話しいただきました。講義に続いて実際に移動介助の実技演習を行い、受講者同士がペアになり、お互いにサポートを行う側と受ける側、両方の体験をして頂きました。
受講者からは「移動をサポートする際には、相手がどういった方法が良いのかということを、しっかりとコミュニケーションをとり確認しながら行うことが大切だと思いました。」といったご感想をいただきました。
今回の講座をきっかけとし、ぜひ今後のボランティア活動につなげていただきたいと思います。