この講座は、地域生活において、聞こえに困難さのある方への聞こえのサポートの必要性についての啓発及び理解の促進を目的として平成27年度から開催しており、今年で4年目となります。
講師には、全国要約筆記問題研究会島根県支部の仲井直美さん、難聴講師の鹿野美幸さんにお越しいただきました。
今回の講座の内容は、①聴覚障がいについての基礎知識(耳のはたらきや「聞こえにくい」状態についての基本的な知識を学ぼう)、②当事者の体験談(「聞こえ」に困難さのある方が日常生活で困りやすい場面などについて、難聴講師の体験談を聞いて考えよう)、③筆談体験(文字によるコミュニケーションである筆談のポイントをおさえて、実際に筆談をやってみよう)を主な柱として、「まず知ること」そして「体験すること」を通じて聞こえのサポートについて「考える」きっかけとなるよう行いました。
今年度は啓発を目的とした体験講座という形での開催でしたが、来年度はより内容を深めたり、ステップアップしていくことができるような3回シリーズでの開催を予定しています。詳細が決まりましたら、改めてお知らせいたしますので興味・関心のある方は是非ご参加ください!